焼酎百景 酒草子(しょうちゅうひゃっけい ささぞうし)

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2004年07月20日

「焼酎百景 酒草子」開店いたします

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 空前の本格焼酎ブームだ。本格焼酎というのはいわゆる「乙類」の焼酎で、最近は特に芋焼酎が人気を呼んでいる。一昔前までは「芋焼酎はあの匂いがちょっと、、、」と言う人が多かったのに、今ではその香りこそが味わいと認知され、あちこちにプレミア焼酎を看板にした店がオープンしている。統計によれば、平成15年度は発泡酒以外の勢いが軒並み下がる中、焼酎類の売り上げは飛躍的に伸びた。大手酒造メーカも次々に本格焼酎に参入し、早くも原料芋が確保できないという状態になりつつある、、、

 こんな状況を、喜ぶのではなく憂う人も居る。

「焼酎ブームと言いますけど、これが5年後まで続くのでしょうか?出荷量が増えると、どうしても造りを簡素化したり、原料芋を輸入品対応したりと、これまでと違う造り方になります。それが品質にマイナスの方向に出てしまったら、お客さんは離れていくでしょう。量を沢山出すよりも、これまで通り品質基準を満たした焼酎を、細く長く出していけるような、文化を醸成したいですね。」

 宮崎は日南の名焼酎「かんろ」を醸す京屋酒造の渡邊社長の言である。
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京屋酒造では、大手卸や大手コンビニエンスストアとの大口の取引に取り組みながらも、工程を変えたり、素材の品質を落とすようなことはしていない。それは代々伝わる醸造元としての矜持(きょうじ)と、今後10年、20年を見据えた時に正しく焼酎文化を伝えていくという強い意志が反映された姿勢だ。

さて
 僕は、一介の食いしん坊であり、焼酎好きな素浪人だ。京屋の渡邊社長さんとは5年以上前からのお付き合いになる。仕事として何かをお手伝いしたことはなく、もっぱら焼酎好き、旨いもの好きとしてご一緒させて頂いていた。その京屋酒造が、

    「焼酎文化をきちんと見つめ直していくためのblog」

を創りたいという。

 一も二もない。微力ながらお手伝いをさせて頂きたい、と手を挙げた。

「焼酎百景 酒草子」は、これまでの文化・因習にとらわれない、焼酎の自由な楽しみ方を探求していきたいという思いで立ち上げるものだ。そこに「百景」の意を込めた。しかし、酒の話題で堅いことは言いっこなしだ。美味しく、ほろ酔い加減でつらつらと、よしなしごとを綴っていきたい。その気持ちが「酒草子(ささぞうし)」に込められている。

 これからこの「焼酎百景 酒草子」では、いくつかの酒肴、もとい趣向を凝らした話題を提供していきたい。それはこんな↓話題群である!

・試してみよう! 焼酎と○○料理は果たして合うのか?
・突撃潜入 あの店のあのシェフに焼酎と料理を合わせてもらった!
・芋焼酎の造りを観る!
・海外に日本の焼酎文化は通じるのか!?

 お届けするのは私、さすらいの食い倒ラー やまけんと、ワインエキスパートを目指す、利き酒師ちえ女史である。私たちの自己紹介はおいおいしていきたいと思う。

 また、同時に開催している「のんべえ川柳」については、その優秀作品をここで紹介していきたいと思う。受賞者には京屋の旨い焼酎(プレミア焼酎もあり!)が贈られるので、ふるって参加されたい!

 まずは今後、おつきあいをお願する次第。お楽しみに!

投稿者 Admin : 2004年07月20日 12:16