焼酎百景 酒草子(しょうちゅうひゃっけい ささぞうし)

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2004年09月14日

のんべえ川柳 ~やまけん選~

 さて、同時並行で開催されているのんべえ川柳がかなり賑わいを見せています!プレミア焼酎が当たるだけあって、呑み助とわかる人ばかりが応募してきていますね!

■のんべえ川柳
http://www.kyo-ya.com/nonbe/list.html


 今回は、この応募作品の中から、わたくしヤマケンが「ブハッ」と吹き出してしまった句を中心に、いくつか紹介をしていきたいと思います。川柳にはそれほど造詣が深くないのですが、、、面白いものは、理屈抜きで面白いですね!読んでいくと、いろいろとテーマが分類できる感じ。今回は「酒で胸襟を開くの句」と、「家族円満の句」というテーマで選句してみたいと思います。


■酒で胸襟を開くの句
 焼酎を飲む時にケンカする人なんて居ません。酒はコミュニケーションの潤滑油!それを反映してか、応募作品にも職場やいろんな飲み会で、人と心を通わせていくための媒介としての焼酎を採りあげたものが多かったと思います。その中から数句。

「胸襟を 開く道具の 酒を好く」 作:引田六郎
川柳

まさにそうですね。酔うための酒ではなく、胸襟を開くというための道具と言うこと。でも、ほんとうは呑むための口実、、、?


「垣間見る 上司の人柄 飲んでこそ」 作:ちえぼん
川柳

ちえぼんさんは女性でしょうかね、酒の場というのは、実は人間性をとっくりと観られている場なんですよね。酔って乱れるのではなく、酔った時の態度で「あの人はイイ」と言われることが肝要。


「焼酎も 腹もお代も 割って飲み」 作:アイ・エス・オー
川柳

「腹もお代も」が実に効いている。そう、ワリカンで真剣に呑むのが基本ですよね、、、アイ・エス・オーさんはISO関連の仕事をしている人なんでしょうか?投稿者のご職業、素顔に興味が出てしまう句が結構多いですね。


 さて、続いては「家庭円満」を象徴した句。酒が人とのコミュニケーションツールであれば、当然、人付き合いの根本である「家庭」でもその力を遺憾なく発揮するはず。酒を通じてまた家が和合するというのが、美しい世界なんですよね。なーんて、まだ家庭を持っていない私が言ってもあまり説得力ありませんな。


■家庭円満の句

 まずは続けて二句ご覧下さい。


「女房が仏に見えるうまき酒」 作:ほろ酔い


「酔眼の妻の色気に惚れなおし」 作:ナメ輔

川柳川柳

どちらも、奥様に対する愛情が見えますねぇ~ 羨ましくなります。家の中に仏様がいたら、そりゃあ円満だ。


「酒好きで 酒屋の息子と 結ばれた」 作:酒屋の嫁
川柳

これ、ありそうで聴かない話ですね!そうか、女性が酒好きでというパターンが面白いんだ。いや、納得、納得。酒屋の嫁さんはおそらく毎日毎日飲んでいるんでしょうね!

さてちょっとひねりの利いた句がありました。


「酔ったふりあなたまかせの睡蓮花」 作:丘 峰子
川柳

これ、いいなぁ。睡蓮(スイレン)の花言葉は「純潔な心」。あなたまかせにする純潔な心、、、なんとも意味深ですね! ん~それって純潔なのか!?とも思ったりして。


さて
温かい気持ちになる句が続きますが、時事ネタにも面白いのがありました。


「甕雫 一本ケリーに 賭けており」 作:ブッシュ
川柳

この句、作者の名前までみて笑える句ですね。また、よく見ると甕雫一本の重さが上手く表現されています。上手いですねぇ、、、案外この手の時事ネタがなかったので、ブッシュさんお見事です。


 最後に一句、これは京屋酒造ネタで。


「甕雫 探し今宵も 梯子かけ」 作:転勤族
川柳

この一句、どこにかけているのかわからない「梯子」がムチャクチャに効いてるんですよね! 店をハシゴして探しているのかもしれませんが、この梯子が天に昇っていくようなイメージにもなります。しかも「転勤族」さんという作者名が、少しだけ寂寥感を漂わせているのが秀逸。


どうでしたか?私はこんな感じで楽しみました。現在すでに200句以上が寄せられているのですが、まだまだ募集は続きますよ!皆さんもぜひ、私をしんみり、または幸せにする川柳をご応募下さい!

投稿者 Admin : 2004年09月14日 15:13